"ボヤージュ・オブ・タイム"
なんか母が観たいというからレンタルした映画。
ボヤージュ・オブ・タイム
映像が美しいので部屋を真っ暗にしてBDで観ていただきたいですな。
ボヤージュ・オブ・タイム(字幕版) - Trailer - YouTube
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『ボヤージュ・オブ・タイム』は、テレンス・マリック監督・脚本による2016年のアメリカ合衆国のIMAXドキュメンタリー映画である。
宇宙の誕生と死を探求する内容であり、40年以上にわたって取り組んできた「私の最大の夢のひとつ」と説明している。
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なんかね、美しい自然の映像の合間合間にたまーにナレーションが入ります。
それだけの映画。
初っ端から
道元禅師の言葉で始まる。
これは日本版ボヤージュ・オブ・タイムだけに挿入されているスペシャルカードらしい。
なんやねんそれって思うでしょ?
わたくしも思いましてん。
なのでググってみましたの。
このスペシャルカードってのは
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マリック監督の「様々な文化背景がある人達に『ボヤージュ・オブ・タイム』が何たるかを理解するために、各地に向けてそれぞれスペシャルカードをつけたい」という希望のもと制作された。
テレンス監督が日本用に選んだのは、13世紀(鎌倉時代)に曹洞宗の開祖となった道元禅師の和歌。
本編の最初に、「世の中は 何にたとえん 水鳥の嘴(はし)振る露に 宿る月影 道元禅師」というフレーズが挿入される。
(水を飲む水鳥の嘴(くちばし)から飛び散る水滴にさえ映り込む無限の宇宙を想像させる月影も、一瞬にして消え去るように、この世は儚く、無常の世界であることを詠っていると言われている)
監督は、「これらのカードは異なる伝統を持つ人々に対して本作の扉、入り口となるようなもので、適合するために助けとなり、親しみをもたせるものになるでしょう」とコメントしている。
テレンス・マリック、最新作で世界各国にメッセージ 日本版は道元禅師の教えから抜粋|Real Sound|リアルサウンド 映画部
から引用
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スペシャルカードは他の国バージョンも用意されているらしく、、、
これも引用させていただこう。
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日本以外に、中国やアラブ、インドバージョンも用意されている。
中国は、「The Dao is the mother — creator of all things.(道(Dao)は母なるもの、すべてのものの創造者)」という道教の教えの一節を抜粋。
アラブ圏では、コーランの教えである
「It was not in play that We created the heavens and the earth and all that lies between(それは、我々が創造した天と地とその間にある全てのものの祈りの中には存在しない)」が引用され、
インドでは、
「Brahma Vishnu Shiva(神様の名前で、過去、現在、未来を意味する)」
という言葉が使われる。
監督自身は中国用に作ったカードの、老子の教えである
「道(Dao)は母なるもの、すべてのものの創造者」という言葉が、一番本作『ボヤージュ・オブ・タイム』に近いメッセージだと考えているそうだ。
テレンス・マリック、最新作で世界各国にメッセージ 日本版は道元禅師の教えから抜粋|Real Sound|リアルサウンド 映画部
から引用
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ってな具合になんだかとっても哲学的な…
あたしゃにゃわからんよ。
でも映像だけ観てるのもなかなかいいですよ。
タイトル通り、時空の旅といいますか…
溯っていくのです。
哲学的な言葉と共に。
たまにしか話さないナレーションの声は中谷美紀さん。
この映画は多分、観る人の感性に身を委ねていると思うの。
そして中谷美紀さんがたまーに入れてくる言葉は多分、何かのヒントなのだけどその答えがわかるのはいつになるやら。
あたしゃ一生わからなそうよ。
地球だとか宇宙だとか自然だとか生命体だとか、、、
それらを観せながら
『あなたは触れる
炎に触れる
わたしは震える
驚き
おののく
わたしをどこへ導くのですか?』
『自らを想像し
絶えず形を変えていく』
『自然よ
あなたにとってわたしは何
あなたは自らを貪る
再び自らを生み出すために』
『わたしたちはいつも思う
愛の光よ
わたしから遠ざからないで』
『あなたはわたしを目覚めさせる
尽きる事なき源
果てしなき川
雲のように形がない
すべての母
あなたからすべてがたちのぼる
いしも霧のように流れる』
『あなたはあまりにも偉大すぎる
あなたの誕生の終わりはない
永遠なる誕生』
『わたしたちは欺かれるのか
魂
望
夢
わたしたちは何も知らない
盲目
生命よ
わたしの声を聞いて』
(画像と言葉の順序は違いますです。)
なんだかね、とても難しい。
いや、でもね哲学的なことが好きな人ならわたくしにこういうでしょうね。
『複雑なようで実はとてもシンプル』
または
『シンプルなようで実はとても深い』
もうね、これ打ってても意味不明だもんね。
言いたいことはなんとなくわかるんだよ。
わかるんだけど、飲み込めない。
焼き魚食べてて小骨が喉に刺さって取れそうで取れない、お米を飲み込んでもあとちょっとなのに取れない。
そんな感じ。
だけどね、わたくしレベルになるともう飲み込めないもどかしさは感じないの。
なぜなら
寝てしまったから←
エンドロールまで静かだったわ。
わたくしには深過ぎたわ。
そして実にシンプルに美しい映像だったことしか覚えていない。
ただ、ちょくちょく挟む人間界の謎の映像がなんなのか…
悩ましいわ。
最初の方で映った海外の人の映像は多分、なんらかの障害(知的・精神)を抱えてる人な気がする。
他はなんか文化?儀式?的な映像だったり。
人間を映すときは映像が粗めなのよね。
自然はとても美しいのに。
この差もなんか何かを意味しているのかしら?
なんて今になって考えてみるも、2度観ようと思わないから今後も思い出しては消化できずにいるのだろうな。
静かな暗い部屋でBDで観てほしいと冒頭で言っておきながらなんだけど、睡魔が突然襲ってくるシチュエーションでもあるのでそこだけ気をつけていただきたい。
(睡魔に負けたくせに偉そうに)
earthやoceans観れる人は楽しめ…る??
参考までに動画でも。
DisneyNature: Oceans - Trailer - YouTube
いや、きっとこのボヤージュ・オブ・タイムは楽しむものじゃないんだ。
ツリー・オブ・ライフを観た時も脱落したのを今思い出した。
ご参考までに。
そうそうこれこれ。
ダメだったわ…
基本的にテレンス・マリック監督とわたくしの相性は良くないんだなきっと。
うん。
ちなみに個人的にオススメしたいのは
映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』予告編【HD】 - YouTube
なにがだよ!って思ってタイトル借りしたのは良い思い出。
なんの予備知識もなく観たのだけど(だいぶ前)なかなかに良かったのを覚えている。
アスペルガー症候群の疑いがある少年オスカーが、9.11で亡くなったお父さんの最後のメッセージを探すストーリー。
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大切な人を失った悲しみ――誰にでも必ず訪れるそのことに、人はあまりにも無防備だ。
覚悟した別れでも受け入れがたいのに、ましてそれが突然で理不尽な別離だとしたら――。
オスカーと父は、親子であると同時に親友だった。
父は少しばかり繊細で生きることに不器用なオスカーを、その個性を壊さずに導いてくれる頼もしい師でもあった。
そんな二人を優しく見守る母親。ところが――9.11が最愛の父を奪ってしまう。
オスカーは父が遺した一本の鍵に、最後のメッセージが込められていると信じ、鍵穴を探す旅に出る。
鍵の入っていた封筒に書かれた文字に従い、ニューヨーク中の“ブラック氏”を訪ね歩くオスカー。
やがて謎の老人が同行者となり、いつしかオスカーの辿った軌跡は、人と人とをつなぐ大きく温かい輪になっていく。
ついにオスカーは、鍵の真実とめぐり会うのだか――。
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人との関わりを持たずに済むのならそれに越した事は無いタイプのオスカーが、突然亡くなったお父さんの最後のメッセージを知りたいがためにたくさんの人たちに会って、鍵穴を探すのだけど…
うん。
観るべし。
ってかなり脱線したし、ボヤージュ・オブ・タイムが頭からすっぽり抜けてしまったわ。
とりあえず
母=地球
なのか
母=神
なのか、どちらなのだろうか?
いや、どちらでもなかったら…
とかやっぱ考えるのめんどくさいので、哲学的なものが好きな人にオススメしたい映画でした🍿🎬
やっぱりホラーが大好きだわ…
次はホラー観たいな。