新年の挨拶って
困る。
今年初めて会う人みんなから
「あけましておめでとうございます」
って言われるけど、誰に言って誰に言われたかなんて正直覚えていない。
そしてもっと困るのが
「今年もよろしくお願いします」
いやいや、
よろしくしたくないよ。
お局から新年早々あけおメール来たけど、いやいや…いやいや…いや、、、はぁ。
みたいな感じになった。
そして仕事始め4日だったんだけど、そこでも朝イチからお局が「あけましておめでとう 」だなんてそんなそんな。
罪だわ、新年。
心にもない
「今年もよろしくお願いします」を必ず言わなきゃいけない空気。
好かんわー。
なんて新年早々グチグチ愚痴から始まりました。
今年の映画初めは見た事ある「ウシジマくん」でした。。。
からの、見た事ある「カイジ2」
なんとまぁ平和じゃないジャンル。
それだけではあれなので
ちゃんとしたものを観たのよ
シングストリート
青春ものですね。
80年代の音楽をふんだんに使い、劇中で高校生バンドの彼らのオリジナル曲はわざわざ80年代を意識して作られたものというね。
80's世代にはどこか懐かしい感じじゃないでしょうか。
ボーカルの男の子がたまたま出会った自称モデルの女の子と話がしたくてついた嘘から始まるバンド。
いいじゃないか。
あーいう後先考えない可愛い嘘と、後先考えずに突っ走れる行動力。
10代ならではないでしょうか。
甘酸っぱいというよりは、あの高校生バンドのその後がとても気になるという…
それだけの感想。
恋物語というより、やはりバンド始めたある高校生の物語。
もっと言うと
影の主役はお兄ちゃんだ!
赤い服がお兄ちゃんで
制服姿が主役の高校生
このお兄ちゃんは大学を中退してからずっと家にいるらしい
そして、それなりに妹や弟のために家族のレールを敷いてきたと自負できるお兄ちゃん。
元々バンドをやっていて、ギターを弾いていたらしく、アイルランドからドイツに行こうとしようとしたら母から猛反対されて行くことが出来ず夢を諦めたお兄ちゃん。
それ以来引きこもってんのかな?
そこら辺は描かれていないけどお兄ちゃんverも作ってくれ監督。
このお兄ちゃんは主役高校生にROCKとは何か、覚悟を決めなきゃなんもできねーぞ!などなど色々なことを教えてあげる優しいファンキーお兄ちゃん。
最後、主役高校生と自称モデルが祖父の小型船でアイルランドからロンドンへ渡るという無謀な事の片棒も担いじゃうお兄ちゃん。
自分が阻止されて行けなかった海外へ弟がデモテープとギターだけ持って行くという。
ふつうの引きこもりのお兄ちゃんだったら阻止するかもしれない。
あの時の母のように。
でもこのお兄ちゃんは弟にすべてを託したんでしょうね。
仕方ねーなとか言いながら車で送り、彼らが船で荒れた海を行く背中を見て飛び跳ねて喜んでる。
萌えたわ。
お兄ちゃーーーーーーーん!!!!!
ってなったわ。
お兄ちゃんも早く新たな航海を始めていただきたい。
そして、お兄ちゃん幸せになってくれ。
高校生バンドのみんなや主役とヒロインのその後ももちろん気になるけど、やはりお兄ちゃん(しつこい)
1時間40分で纏めたからか、え?なんでこうなったの?って事がラスト結構あるんだけど、ここら辺をもう少し細かく描いてくれたら「いい映画だった」とより思ったのにな。
そんな映画でした。
そろそろホラー見たいな。