(´-`).。oO

毎日ダルい人が書くブログ(´-`).。oO

chaos

ーーーーーーー
せっせと掘り進めた
汗まみれ掘ってた
シェルターで俺は今日も惰眠を貪る

行きたいさ
ここじゃない
陽のあたる場所へ

突き破って突き破って
目も眩むほどの生命が胸の中を裂いて
裂かれていく痛みを知った
それでもと

目を開き耳を澄まして手を伸ばす
たくさんの血で足跡染めても
掴んだものを失くしたって
自分が存在してるなら
もがけばいい太陽へ向かって
ーーーーーーー

 

止まることを知らない苑さんらしい新体制になった摩天楼オペラの新曲
Invisible Chaos
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素晴らしい。


そしてサポートメンバーから昇進し、5月4日のFCライブから正式加入したJaYくん作曲に苑さんの詩が。

これがまたなんか3月で引退した悠さんを想っているのかしら?なんて邪推してしまうような詩でグッとくる。


孤独を知るには1秒も長すぎる
ーーーーーーー
何度季節を見送った
何度生まれた日を祝った
何度出会いに感謝した
二人分の時間

とても一人じゃ抱えさせられない

僕の命があなたより1秒だけでいい
続くのなら
もうなにを引き換えに失くしてもいい
この世界に残しはしない

もう覚悟決めたつもりだ
残すあなたの生きる道が
1人じゃないように祈っても
どうしても自分を悔やまずにいられない
ーーーーーーー

 

長年、家族よりもたくさんの時間を過ごしてきたお二人。

 

志半ばで引退せざるを得ない病に伏した悠さんと、これからもずっと一緒だと思っていたけど悠さんの症状を目の当たりにして「がんばれ」なんて言えなくなっちゃったそのさん。

 

お互い辛い決断だったろうなとか、この曲を聴きながらまた思った。

 

でもそんな悠さんは無事社会人としてスーツを着てお仕事をしているようで、摩天楼オペラもそれぞれの道に進んでいるんだなと思ったらなんだか親近感← 

 

5月4日に11thを祝うFCライブに行ってまだ1ヶ月しか経ってないにも関わらず、もうずーっと前のように感じる。

 

そして遂に来週?再来週?に新横浜でまた摩天楼オペラを観に行くのだ😇

その後は8月4日!

 

摩天楼オペラ三昧の2018年です。

 

仕事の合間合間に楽しいことがひとつあると活力になる気がする。

 

でももうダメだ。 

 

1ヶ月経った新しい人が今月いっぱいお休みとのこと。

 

復帰できればいいけど、そうしたらまた1から教える感じかしらね?

 

構わないけどちょっとお疲れ気味のこの頃です。

 

摩天楼オペラに浸りながら寝るかな。

それぞれ

わたくしが入社した時にまだ在籍していたメンバー(お局除く)とお茶会してきた👋

 

お局が辞めた辞めないで揉めに揉めて先週金曜日にやっと決着がついた後のお茶会。

 

とても居心地がよかった。

 

やっぱみんな好きだ。

 

こんなに素敵なメンバーと仕事をしていた自分って幸せ者だったなとすら思いました(笑)

 

入社してからずーっと下の名前にちゃん付けで呼ばれているのだけど、あーこの感じ久しぶりだなぁーってなんかほんと楽しかった。

 

休職してる間も色々心配してくれたり守ってくれていたSさんが今、ずーっとやりたかった仕事に就いてると知って嬉しかった。

 

いつもお母さんみたいに楽しく仕事をさせてくれてたHさんとIさんも今充実しているようで、それはそれは嬉しかった。

 

仕事っていうもので出会った人達とこんなに笑顔でお茶会をしているなんて10年前の自分には想像もできなかったろうな。

 

変なお局に出会ったけれど、今の職場に勤めて良かったなと思った瞬間でした。

 

お局は最後の最後で手のひら返しして最悪な思い出を遺してくれて胸糞悪いお別れをしたけれど、これからも末永く大切にしたい縁に気付けたので、まぁイイ職場だということに…

 

でも悩みは尽きない。

 

新しい人、体調不良で長らくお休みしているのだけど大丈夫だろうか…?

 

実質3人で回すのは無理がある。

 

色々な課題があるけど

ボチボチやっていこう。

 

それぞれが

それぞれの場所で笑ってる

 

最高やん⸜( ॑꒳ ॑ )⸝
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今度はランチだ!

たのしみー⸜( ॑꒳ ॑ )⸝

見送った背中は小さく見えた

いや、元から小柄だけど。

 

そんなお局を見送り数日。

 

思っていた日常とはだいぶ違う。

 

まだお局の仕事を思うように自分のモノに出来ていない苛立ち。

 

うまく立ち回れるかの不安。

 

叱らなければならないシーンで叱った時のあの空気。

 

なんか…

 

なんだろ?

 

給料上がる訳でもないのに仕事が増え

新しい人はやはり親くらいの年代で扱いにくい。

 

その他スタッフもみんな子供がわたくしと同世代という年上。

 

無理でしょ。

 

叱れないでしょ。

 

何かあればすぐハラスメントと言い出すのは何も若い者だけではありません。

 

そんな人たちを引っ張っていく程の自信と体力など無い。

 

自分のことで精一杯で必死。

 

休みをもらっても不安しかない。

 

あの仕事ちゃんと出来ただろうか?

発注間に合っただろうか?

過発注になっていないだろうか?

大丈夫だろうか…

 

休みをもらっても心が休まらないとなると、休まない方がいいんじゃないかとすら思う。

 

休まなければ仕事やり終えたかどうか結果がすぐにこの目でわかる。

 

休むと結果がわからない。

 

いつもお局は休み明けからイライラした感じに出勤してきて、いろんなことをチェックしてはブツブツ呪文のように文句を言っていた。

 

なんか…わかるわ。

 

イライラしていたんじゃない。

 

ただ不安だったのだ。

 

そしてやるべき事が多過ぎて苛立ちに変わったんだ。

 

いろんな細かい所までチェックしてはブツブツ言っていたのもわかる。

 

自分の責任になるのだ。

 

1番長くいるくせにこんな事も管理出来ないと思われるのが1番怖かったのだ。

 

同じ立場になってやっとわかるとは皮肉なもので、今になってとても辛い。

 

お局の実質最後の日

途中まで一緒に帰った。

 

他愛もない会話だけど、なぜか弾んだ。

 

肩の荷が下りたのか?

 

お姉ちゃんみたいなお局が楽しかった。

 

次の日もほんの少しだけ出勤してきて何かやってたけど、他スタッフがキレて帰るというアクシデントも起きてまともに見送ることも出来ずサヨナラした。

 

「ありがとうございました」だけは伝えなければ。

 

そう思い、急いで追いかけた。

 

急いで戻らないと新人さんがひとりぼっちになって大変だという気持ちと、今言わないとなんか後悔しそうだという気持ちが闘った結果追いかけた。

 

お局は泣いてた。

 

その涙のわけがホントの所なんだかわからない。

 

最後の数日にわたくしに見せていた顔と、他スタッフに見せていた顔が真逆だったから余計にわからない。

 

言いそびれました

ありがとうございました

 

そう伝えたら

 

「こちらこそ、ありがとう。

がんばってね。」

と無理に笑って歩き出した姿が頭から離れない。

 

それから数十分が経った頃、怒って帰ったスタッフが戻ってきた。

 

まだ怒ってる。

 

怒っている人が1人でもいるとそこはとても静かな嫌な空気が流れる。

 

新人さんは訳が分からないだろうに空気を読んで静かにしていた。

 

わたくしは耐えられず、何に怒っているのか聞いた。

 

今は答えたくありません

とか言われてなんだかくそ腹が立った。

 

わたくしは怒っても無断で帰ることはしない。

 

やるべき仕事はやってから帰る。

 

ちゃんと理由も言う。

 

だけど1番常識人だと思っていた方がこうなんだと知って帰りたくなった←

 

1日どんよりした空気の職場からやっと解放されると思った頃、その日休みのスタッフが来た。

 

そしてお局の話題が出される。

 

勿論、愚痴。

 

愚痴というか悪口。

 

「魔物さんに見せてる顔と私たちに見せる顔が全然違うんだよ」

 

とのこと。

 

知らんがなーーーーー

 

ってのが正直な気持ち。

 

だけど一応

「そうだとしても無断で帰ることは良くない」と帰ったスタッフに伝えた。

 

そしたら言い訳にしか聞こえない事を静かに話し出した。

 

休みのはずのスタッフが「○さん(帰ったスタッフ)がとっても怒ってるってLINE見て○さんが心配できちゃった」とかフォローしだした。

 

怒るのも心配して来ちゃったのもわたくしからしたら全て

 

知らんがなーーーーーなのです。

 

自分の気持ちをコントロール出来ないって、お局と同じじゃない。

 

結果、訳の分からない事で輪を乱してる自覚が無いのもお局と同じじゃない。

 

そう思ったらなんかふつふつとイライラが沸いてきて、帰り道…鼻から流血したなっし☆

 

でもそんなことを次の日の仕事でも口には出すまいと黙々と仕事をこなしてみました。

 

が、そんな時ばかり色々と仕事が増えるんですよ。

 

わたくしたちの対応ではどうすることも出来ない、防ぎようのない事が起きてクレーム対応しなきゃならないとか…

 

本当にバカバカしいなっしー。

 

これで皆さんとたいして時給が変わらないんだから余計にバカバカしいなっしー。

 

日付が変わって本日5/4は摩天楼オペラ結成記念日!

 

そして11周年ライブ!

 

んでもってサポートギターだったJaY氏が正式加入&サポートドラムさんが新たに加わる新しい摩天楼オペラ誕生の日。

 

いつも何周年ってとても楽しみにしていた。

 

だけどなぜでしょうか?

 

複雑な想いでございます。

 

展開についていけないだけなんだと思いたい。

 

JaY氏が正式加入するのは悠さんが脱退する前から決まっていた話だし、悠さんが脱退していなければ摩天楼オペラにJaYが加入したー!くらいにしか思ってないはず。

 

だけど

あーもうなんだかなー。

 

急展開の悠さん脱退からの正式加入発表だったから心がついていかなかった。

 

そして今もついていってない。

 

摩天楼オペラがこれからさらに飛躍する年になりますようにと何周年か祝ってきたのに、なんでモヤモヤのまま今日という日を迎えてしまったのでしょう…

 

なんかもうホント

いろんなことが自分に起きて

全てにおいて心がついていかない。

 

5月2日も

仕事をしながら今日が何月何日かを知り、あー…って項垂れたくらいだ。

 

hideさんの享年に段々近付いていっている恐怖を感じております←

 

わたくしが今でもhideさん大好きなのは、きっと「変わらない」からなんだと最近思い知りました。

 

hideさんの曲を聴けば10代のあの頃にタイムスリップする。

 

きっとみんなそんな大事な曲がある。

 

人生を彩ってくれるのが音楽で、自分史を語る時に必ず当時ヒットした曲や自分がハマった曲・アーティストがいる。 

 

そういうのも全てhideさんが教えてくれた気がする。

 

それほどまでにわたくしの中でhideという存在は大きなもので、その存在はハマった頃にはもうこの世に存在していなくて。

だから変わりようが無いのです。

 

そんな変わりようがない変わらないものを愛してやまないわたくしが、日々目まぐるしく変わり行く流れに追いつけるわけがない!(キリッ)

 

職場の環境も、自分の立場も、大好きな摩天楼オペラも、なんもかんも変わっていく中で唯一変わらず好きなものがhideさんなのだ。

 

最近またhideさんが恋しくてロック画面とかhideさんなのですが、なんか本当、あー自分は一体なにをやっているのだろう?と思ってしまいますね。

 

30になるのに心は中学時代と変わらず、そう、相変わらずのクズ⸜( ॑꒳ ॑ )⸝

 

仕事への不満

人間への不満

 

いつになったら解消するのでしょう?

 

お局がいなければ楽しいはず

お局がいなければ平和なはず

 

そう思っていたのに

実際に居なくなったら全然楽しくないし平和なんて感じていない。

 

他スタッフは開放感に満ちているらしいが、わたくしはいろんな重圧しか感じていない。

 

そんな重圧に耐えられず現実逃避したくてhideさんの曲を漁っているのだけど、なんか寂しくてたまらぬ。

 

わたくしが死んだとしてもhideさんに会うことは出来ないでしょうが、なんだかとても消えたい気分なっしー。

 

今日だって摩天楼オペラのライブ連休取って泊まりで行くはずが連休取れない!泊まれない。

 

あーあ。

 

自分の「たのしい」を犠牲にしてまで働いて生きなきゃいけないとかなんの罰ゲーム?

 

生まれたいなんて言ってないのに!

とか思っちゃう瞬間。

 

あー…

 

すべてのことに憂鬱しかないわ。

 

こんなグダグダと長文打って

何か救われるだろうか?

 

いや、たいして何も救われない。

 

むしろ自分と向き合ってしまって現実突きつけられてる気分だわ。

 

今までは書いてスッキリしていたのに。

 

変わらない場所にいたい。

 

変わらない人でいたい。

 

そう思ってやってきたのにここでそんなことを言っている場合じゃないことに気付く。

 

お局がいなくなって魔物さんがリーダーになってくれて気が楽で嬉しい。変わらないでねとか言われるけど、いや、変わりたくなくても変わらないとやっていけない気しかしない。

 

あー

 

なんでこうなってしまったの。

 

あー

 

消えたい。

 

変わらないでいる方法は消えるしかないヽ(*´∀`)ノ

攻防戦に終わりはない

本日、攻防戦に終わりがないことを知った。

 

まじかーって展開でしたわ。

 

斜め上の展開。

 

涙を返せ。

 

もっといえば時間を返せ。

 

さて、どうなることやら…

 

というような内容

 

あーもう嫌だなー

 

やっぱ自分がサクッと辞めるべきだよ

 

うん。

 

そんな木曜日。

 

明日から新人さんと仕事か。

 

教えられるかな。

 

年初めに入った方の人はもう新人さんじゃないから頑張ってもらわないと。

 

でもなんか嫌な気配しかしない。

 

雲行き怪しいですわ。

 

前途多難

本当にこれで良かったの?

お局との4年に渡る攻防戦

ついに終わりが来ました。

 

来月でおさらばです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当はわたくしが今月いっぱいで去る予定だったのに、上はお局を切った。

 

お局は何があっても辞めないし、辞めさせられないだろうとタカをくくっていた節がある。

 

本当にこれで良かったのか?

 

ほんのり、後悔。

 

元はというと

3月のある日、仕事で色々あったことを元上司に愚痴った。

 

そして、元上司がお局を叱った。

 

ここで変わってくれれば良かったのに、まぁそんなことは無理でわたくしは彼女の中でチクリ魔になりました。

 

いろんなことがあって、何度も面と向かって話しては言い合いになり…

 

その時の勢いで、もうこんなとこ辞めてやる!

 

と上司に電話。

 

自分が辞める理由に彼女ともう仕事が出来ないということ、やってみたい仕事を見つけたことを伝えた。

 

上司は

「…え?

お話する余地はありますか?

時間をください」

と言った。

 

そして月末、事件が起きた。

 

これはまだ解決もしていないからなんとも言えないんだけど、とりあえず大きな事件になってしまった。

 

その事もあり、早くこんなとこ辞めなきゃ、巻き込まれたくないって上司に伝えた。

 

何度も「1週間時間をください」

と言われ続けた。

 

お局と話し合いをしたので様子を見てくださいと。

 

でもわたくしは現状のままなら4月いっぱいで辞める気持ちに変わりはないと言い続けた。

 

3月も4月も何も変わらない。

 

でも今日変わった。

 

今まで「やってください」と言い続けて、「やりません」と言われ続けた事を彼女が自らやった。

 

いつまで続くかな

なんて同僚と話した。

 

雰囲気も頑張って柔らかくして

なんだか苦じゃなかった。

 

これを上司に明日伝えよう

そう思って退勤した。

 

その数時間後

お局が来月で辞めることを同意したという連絡を上司からもらった。

 

同意したからこれからは魔物さんが1番上の人になるので引き継ぎなどよろしくお願いしますと。

 

え?ちょっと待って?

 

辞める?

 

お局が?

 

今日あんなに変わったのに?

 

今日のことを伝えた。

いつもなら

「じゃああと1週間見てください」

口癖のように言うのに今日は

「もう決まったことだから」だと。

 

いやいやいや

つい一昨日だかも

「1週間時間をください」

「1週間見てください」

って言ってたじゃん?

 

え?

 

ってパニック。

 

辞めないと思っていたお局がいなくなる。

 

4年近く悩まされた相手がいなくなる。

 

わたくしが求めていたことはコレなの?

 

これでいいの?

 

いやいや、わたくしが去るはずだったじゃない。

 

なに?

急にどうしたの?

 

話し合いの場はもう無いの?

 

明日お局と色々話して、これからあーしようよ、こうしようよって話したかったのにそれも無意味に終わるの?

 

決まったことだと言われたら仕方がないことくらいわかっているけど、消化出来ないよ。

 

自分が黙って去れば良かったという想いと、彼女が変わってくれたらイイのにという想い。

 

彼女が居ない日は伸び伸びと仕事が出来るのに〜なんて愚痴る日もあった。

 

だけど実際、期日が決まって居なくなるとわかった途端さみしくなるのはワガママかしら。

 

自分でもなんかよくわからないけど、とりあえず涙が出てしまったのは確かで、まさか自分が彼女を見送る立場になると思っていなかったから軽くパニック。

 

好きなわけじゃないけど、今日やわらかかった彼女を見たら変に情が沸いたというか…

うん、4年に渡る攻防戦の終わりが見えた途端さみしくなった。

 

4年一緒にいたんです。

 

途中長らく休んだけれど、それでも月に一度はまだ復帰できないと連絡もしていた。

 

その度に「わかりました」とだけ言っていたっけ。

 

わたくしの分もカバーしてくれていたろうなとか、色々思い返すとあるのですよね。

 

だめだ。

 

あと何回一緒に働くのかな?

あと何回ケンカするかしら?

 

そんなこと考えながらも

明日はフルで側にいようと思っていたり。

 

彼女の仕事を引き継ぐ件もあるけど、せめて少しでも溝を埋めたいという気もある。

 

彼女からしたらわたくしが一番の敵だろうけど。

 

それでも明日はちゃんと話そう。

 

腹割るかはわからないけど、明日は向き合おう。

 

後悔だけで見送りたくないな。

 

あーもう

本当にこれで良かったの?

 

それしかないよ。

消えてくれ

欲しいものが手に入らない

食べたいものが食べられない

ただそんな理由でヒスるとか

もうまじ死ねよ

 

給料日一週間前ってどこの家も

あーお金な〜い

って無駄遣いを控えるでしょ?

 

なのに

 

本気でお金が無い

どうにかしてお金を得なきゃ

大変だ

前借りで働けるとこないかしら

電話しよ

「娘はどこそこで働いているけど

お金が無いから前借りで仕事したい」

 

なんてどっかに電話しやがって

そこら中にいる苗字ならマシだが

そんな多くはない苗字で

ましてや職場まで言いやがって

その職場に同じ苗字がいるか?

いないわぼけ

そんくらいわかるだろくそ

その電話受けた人が

あーあの人の娘だくらいに思うならいいけど違うじゃん

世の中ってそんなに優しくない

ばかじゃないの?

何が楽しくてそんな風に人の顔に泥を塗るの?

 

食べ物だってあるし

ライフラインは確保されてて

テレビ見ながらゴロゴロできるベッドもあって

お風呂にも入れて

何が不満なの?

おまけに冷凍庫にはアイスもあるんだよ?

これの何が不満?

 

わたくしが小さい頃はライフラインもギリギリで、食料もほぼ無くて服だってたいしたもん着せてもらえなかったわ。

 

おまけに親が連れ込んだ男からの暴力セットですよ。

 

真逆じゃん

 

こんな真逆の生活出来ていて本当に何が不満なの?

 

理解できない。

 

ずっと家のなかで寝てるのは辛いとかほざいたけど、だったら毎日作業所通えよ。

 

誰それと折が悪いから今日行きたくないとか言って、たった週2日の仕事もこなせないくせに何言ってんの?

 

まじで甘えんなやクソが

 

その上、こっちが少しでも怒れば

ごめんなさいって口だけ言って

何に対してごめんなさいなのか聞けば

理由を答えられない

 

人の話聞いてねーじゃねーかクソ

 

聞いてたら答えられるんだよ

聞いてないから答えられないんだろ?

 

口先だけ謝ってりゃいいと思ったら大間違いだ

 

「怒鳴らないで怖いから」とか

怒鳴るだろ?

 

最近ホントに躁の時が多い

睡眠時間も短い

何かしらやってる

絶対診察で言わないわアレ

 

先生の前だといい子ちゃんだからな

 

あーあ

もう早く狂っちゃえよ

 

入院でもしとけよ

 

一生こういうのと付き合うのは正直辛い

 

ただ、1人にすると何をしでかすかわからないから1人にもできない。

 

グループホームという手もあるけど本人はそういう話をするだけでヒスるから無理だろう。

 

ひとつの個性だと言えば聞こえはいいけど、所詮病気は病気。

 

家族側も患者本人もその事実には抗えない。

 

日本はすぐに入院治療をさせるダメな国という見方もあれば、そうしてもらわないと家族が死んじゃうって事例もあるから入院治療をしてくれる素敵な国という見方もある。

 

私は専ら後者の考え。

 

地域が、他人が、国が精神障害者を受け入れきれないんだからしょうがない

 

家族だって、家族なんだから受け入れなさいって言われても困る。

 

家族って言葉に反吐が出るわ

 

数ヶ月に1度または数年に1度、激躁が来る人を見守るなんて無理無理。

 

殺したくなるもん

 

今回だってわたくしの口から先生に話されるのと自分の口で話すのどっちがいいか聞いたら自分で話すから魔物ちゃんがさっき言ったこと書いてとかほざくし反省してない

 

ふつうあんだけ怒られたら内容覚えてるじゃん

 

まるで聞いちゃいないのがバレバレ

 

そこにまたイラついて怒鳴るという負のループから抜け出せない

 

こっちだって怒りたいわけじゃない

 

なのに怒らせるようなことしないからそうなるんじゃん

 

「そうやって自分は健常者で正義に溢れた人ですみたいな言い方やめて!」とかわけわからんこと言われたが正義に溢れた人ってなんやねん

 

当たり前の話をしてるだけなのにその当たり前がわからないとか本当にイかれてる

 

早く消えてくれ

 

じゃないとわたくしが殺めてしまうかも

 

そんくらい腹が立つことばかり

 

お局もうちのババアも

あーもううざい

 

いっそ自分が消えたいわ

KAMIJO LIVE TOUR 2018〜sang〜

新横浜NEW SIDE BEACH

KAMIJO Live tour 2018 -sang-
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行ってまいりました🎿

 

お目当てはサポートギターのAnziさん☺

 

そう、大好きな摩天楼オペラの元ギタリスト様です。

 

アン様ロスから2年ですか。

 

長かったような、短かったような。

 

今回、彼氏さんに

「アン様に会いたい!」とワガママを言い連れて行ってもらったKAMIJOさんLIVE。

 

Versaillesは好きで聴いていたのですが、ソロはインペリアルコンチェルト?くらいしか知らなくて今回のLIVEにコンセプトなどがあった事も知らずに参戦してしまった…

 

まさか豪華声優陣の声でストーリーを拝聴しながらの本編+初音ミクとコラボでアナザーストーリー+みんなの笑顔が見たいってんでフリーステージの三本立てとは…すごい。

 

ちなみに声の出演は
サンジェルマン伯爵関智一
ナポレオン・ボナパルト杉田智和
マリーアントワネット⇒青木瑠璃子
ベートーヴェン⇒近藤浩德

 

うん、すごい。

KAMIJOさんの交遊録が知りたい面々です。

 

曲を事前に聴かず、コンセプトも知らずで参戦した今回のSang…行ってよかった!

 

アン様が見れた事

アン様の音が聴けた事

アン様のプレイにブレが無かった事

嬉しかった!!

 

安定のYUKIさんのドラムや

時雨さんのベースもいい!

 

KAMIJOさんは摩天楼オペラ10th anniversary@ex theaterで観たイメージが強かったけど、ソロでこういう感じで観るとまたなんかこう、うん。いい!

 

VersaillesのLIVEとはまた違って、なんかちゃんとソロとバンドで分けられている感じが伝わって好きです。

 

初音ミクとのコラボも楽しかったわー。

普段聴かないけど、まさか初音ミクの歌声に生演奏…しかもアン様が!!と思ったら楽しくなっちゃったわ。

 

KAMIJOさんが曲中に

「さぁ、吠えろAnzi!!」

って煽らせていたり

光る青いバラをアン様が振ってたり

アン様が元気でよかったです。

 

摩天楼オペラの時とは勿論違うけど、アン様の本質の部分はきっとブレていなくて、アン様のやりたい音楽が出来ていたらイイなって思いました。

 

やっぱりアン様のギターを聴くと落ち着くし、わたくしの中でのギタリスト1位なので色々思うことはあるのだけど、わたくしもアン様を見習って「辞める時は辞めよう」と思いました笑

 

アン様の音を聴いちゃったから、来月摩天楼オペラに正式加入するJaYくん(アン様脱退後からのサポートギター)をまだ受け入れきれていないわたくしはその想いが加速中。

 

いや、JaYくんも上手いんですよ。

 

でもアン様に耳が慣れてしまっているし、苑さんのハイトーンボイスに悠さんのパタパタツーバス、燿さんの滑らかなベース捌き、アヤックスのシンセ、そしてそこに自信しかないアン様の淀みないギターが上手い具合に合わさったバンドサウンドだったから好きになったわたくしとしては今でも摩天楼オペラのギターはアン様なのです。

 

2年も経つんだからいい加減受け入れろと思われるだろうし、自分でも思っているけどなかなか難しい。

 

悠さんも引退されて、サポートに上手いドラマーさんが来てくれます。

 

でも多分それを聴いた時に

「悠さんじゃない!」

って思っちゃうんだよな。

 

だけど足を止めることの無い摩天楼オペラさんに付いて行くには受け入れるしかないんだ。

 

とか、色々考えてしまったよ!

 

アン様が脱退する際に言った

「自分の好きな音楽を愛してください」って言葉を今、う〜ん!!!って唸りながら飲み込もうとしている。

 

自分の好きな音がある場所が変わっていく事に付いて行こうと必死になってるけど、付いて行けそうにないなとか…いや、でもわたくしは苑さんの作る音楽が好きで彼らが好きだから付いて行きたい。

だがしかし…と、色々な想いを感じながら帰り道のBGM(摩天楼オペラ/地球)を聴いておりました。

 

やっぱりアン様好きだ!

 

またどんな形でか分からないけどアン様に会いに行こうヽ(*´∀`)ノ

 

KAMIJOさんのLIVEなのにほぼアン様しか書いてなくてごめんなさい笑

 

アン様が好きな音楽を奏で続けてくれますように〜!

 

あー、素敵だった。

 

連れて行ってくれた彼氏さんありがとう☺

 

そして帰りに衝動的に欲しくなってしまったふにゃふにゃミニーさんに出会ってしまい、大きさに悩み、ミニーさんにしようかミッキーにしようか悩み…多分小一時間は悩んだ結果、両方買ってもらっちゃった🐭🌸
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セミダブルベッドにこうやっておくこうやって置くと大きさが伝わると信じております。

 

物欲って恐ろしい!

 

しかし、これはとても素晴らしいアイテムだ。

 

問題の置き場所を確保しなきゃ。

 

ありがとうだらけの日々を送れていることに感謝ですね🙌🌸🐝

 

ありがとう!

昔好きだったものと今好きなもの

昔(小学生〜中学生)好きで聴いていたのって、XJAPANやらGLAYやら。

王道ROCK。

 

でもそう答えると「ジャニーズ好きだった時期ないの?」って必ず聴かれる。

 

ありますよ?

 

TOKIO好きでしたよ?

 

って結局バンドかよって感じですが。

 

鉄腕DASHが今よりもっとわけわからんことしてた時期、よく見てましたわ。

 

なぜか電車と競走してたり

なぜか決められた歩数だけでロンドンを旅したり…意味不明。

 

松岡くんは演技する時の走り方が癖あるのでそれにウケたり←嫌な人ですね

 

ガチンコとかも好きでしたね。

 

ガチンコファイトクラブw

 

もうね、これ知ってる人はだいたい同世代かそれより上だと認識しております。

 

あーいうの楽しかったですな。

 

TOKIOのyesterday'sという曲があって、それが好きで、コード覚えたてのギターでめっちゃ弾いていた記憶があります。

 

そんな曲を先週ですかね?

カラオケに行った時に「歌う曲無いわ〜」ってずっとピコピコしてたら見つけたんですよ。

 

どんなだったっけ?って入れてみたら歌えちゃったのよね。

 

忘れたつもりでも覚えているものですね。

 

家に帰って昔使ってた部屋の奥底をガサゴソしてTOKIOのアルバム見つけてずっと聴いておりますw

 

それから、DAYSというバンドがいたことを皆様は知っているかしら?

 

FOOL’S MATEかSHOXXどちらかにピックアップアーティストって、デビューシングルに関わらずカラーで出てたんですよ。

 

すんごい期待のアーティストなんだろうなと2002年のわたくしは思いましてですね、今みたいに簡単に家で視聴なんて出来ないし、レコード店(言い方ww)での視聴も流行りの曲ばかり。

ということで、聴いたことも無いし誌面でしか知らない彼らのデビューシングルを買ったのです。

 

今だともったいなくてそんな聴いたこともないのに1200円近く出せないわとか思うけど、昔はそういう風に音楽に出会っていたなと今しみじみしじみでございます。

 

まぁそんなDAYSさん

わたくしハマりまして

しばらく買ってました。

(シングル3枚 アルバム1枚)

 

いつの間にか興味はMSGとかインギーとかHELLOWEEN方面へ。

 

そして海外メタルから戻ってきてハマったのがDIR EN GREYからのガゼット

 

今とはまた違う王道ビジュアル系ソングでしたね。

 

そこからまたビジュアル系というものに逸れて行き、あらまぁ今じゃメタルとV系その両方を兼ね備えた摩天楼オペラが大好き。

 

昔好きだったものから今好きなもの

 

昔好きだったものは変わらず好きで、今好きなものに反映されている。

 

そんな事に30歳を目前に気付いたわたくしでございます。

 

そんなわたくし

DAYSのCDも漁り出し、聴いてみたらやっぱりいい。

 

しばらくDAYSだわ。

 

と思って検索しましたらね、2005年に解散しておりましたのオホホ

 

そして多分、シングルとアルバム全部揃ってる事になってるっぽい…

(シングル3枚 アルバム1枚)

 

メンバーのその後もよくわからないという、まぁなんとも言葉に出来ない気持ちが溢れ…まではいかないけど、寂しいですね。

 

せっかくボーカル上手かったのに。

 

だいたい好きな音楽ってのは10代、いわゆる青春時代に聴いていたジャンルで形成されると言われておりますが「まさに」わたくしそのまんまですね。

 

でも幼い頃に聴いていた、というか聴かされていたTMNやら小室ファミリー系ソングも今聴いても好きだし、なんなんすかね?

 

ちなみにわたくしの幼少期に母がいつも観ていたXファイルのおかげで、B'zのLOVE PHANTOMが流れると反射的にモルダー捜査官の顔が浮かびます。

もちろんB'zも好きでした。

 

B'zといえば

もう一度キスしたかった」っていう渋い選曲で高校の文化祭に出たな。

ギターではなく、ピアノ/シンセでしたがとても無愛想なバンドだったと思いますわ。

なんか後からビデオもらいましたが捨てた気がするんる。

 

あーいうのが後に有名になった人の秘蔵映像になるんだな。

 

まぁ、あの時のメンバーで有名になった人誰もいないので捨てて正解ですけど。

 

ひとり、本気でギターの道に進むと専門まで出た先輩もおりましたが、今は違うことしている。

 

夢に向かって走ってみたけど、ほんのひと握りしか生きられない世界だし、運も必要だと思うのです。

 

「たまたま」とかそういう偶然に出会えたりするのも運じゃない?

 

なんて。

 

音楽ってやっぱ楽しい。

 

その時聴いていたもので、その時代のたくさんの思い出が浮かんでくる。

 

自分に青春なんて無かったわってずっと思ってきたけど、一応少なからずあったのかもなってしみじみしじみ。

 

昔も今も音楽が好きだ。

 

映画も好きだ。

 

1人で楽しめるものが好きだ…

摩天楼オペラ 10th Anniversary 「PANTHEON TOUR-over ture-」

2018.03.02

摩天楼オペラ

10th Anniversary

「PANTHEON TOUR-over ture-」

in EX THEATER ROPPONGI
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行ってまいりました
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お日柄も良かった。
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本当はただの

「ただの」と言ってはなんですが

変哲のない「10th Anniversary tour Final」になるはずだったのが、先月突然の悠さんの脱退・音楽活動引退の発表があり、このLIVEが悠さんの18年間の音楽活動の終わりになりました。

 

2013年かな

GLORIAツアーの途中で身体の不調にて暫しお休みをしてから、また帰ってきてくれた悠さん。

 

それから5年ですか。

 

色々な苦労や困難が襲っていたろうに、どんな時も笑顔でドラムを叩いていた悠さん。

 

でもいよいよもう無理だと2年くらい前から思っていたらしく、18年間共に歩んできた苑さんに相談したそうで。

 

苑さんはずっと励ますしか出来なかったとか。

 

そして今年に入り初めてのLIVE

わたくしも行った新横浜公演。

 

なんか悠さん元気なかったなとか思っていましたが、色々な葛藤を抱えて叩いていたのかな?

 

もう既に限界だったのでしょうね。

 

その後にもツアーは続き、その間にメンバーへ脱退の申し出をしたそうな。

 

悠さんに誘われて摩天楼オペラでベースを弾くことになった燿さんは最初聞いた時「これからどうしようかな」って一瞬過ぎったそうですが、ボーカルの苑さんの「摩天楼オペラの曲を摩天楼オペラで歌いたい」って言葉を聞いてこれからも摩天楼オペラでいようと。

 

悠さんを励ましたり、応援したり、時には怒ったりしてきた燿さんも受け入れるしかないじゃないと。

 

リズム隊の相棒である悠さんがいなくなるということは、ベーシスト燿さんとしてはとても寂しい部分もあるんじゃないかと思うともうなんかこう、うん。

 

キーボード彩雨さんはやはり暴君だしw

 

「引退してもビジュアル系は戻ってこられるから」とか言ってしまうしw

 

(某 妃さんという方が引退を繰り返しております)

 

そんな彩雨さんも寂しいのか、悠さんの家の近くのスーパーで買い物したり家の前を通る時につい悠さんを想うそうですw

 

とりあえず彩雨さんは通常運転のようで、なんだかパフォーマンスはとても激しかったな。

 

珍しいんじゃないかな。

あんなにヘドバンしまくってたの。

 

2年前にAnziさんが去ってからサポートギターとして立っているJaYくんは「悠さんと泣いて笑って泣いて笑ってな日々」だったそうです。

 

おい緑!とか言えちゃうくらい仲良くしてたそうで、兄弟みたいですね。

 

そして苑さんはというと、2月の新潟公演で発表した際に散々泣いたから今日は笑って終わりたいと言いつつ、

「悠の腕が数cmしか上がらないときがあって…どうしたら良い…って言われて…
励ますことしかできないよ、いつか治るよとしか言えないよ。そんな状態が2年続いたら…そりゃ誰だって折れるよ…」
って言うのを聞いてもうわたくし涙止まらなかった。

 

18年間背中で悠さんを感じてきた人が言うんだから本当にどうしようもない事態なんだと、引退を受け入れるしかないんだと痛感しました。

 

悠さんが左腕を庇ってる叩き方してるのが見えていたし、昨日だって根性で叩いていたのかもしれない。

 

悠さんは胸の内を吐き出して軽くなったって言っていたけど、ずーっと一緒にいたメンバーと離れるのってきっと寂しいし、最後だと思うと想うこともあったと思います。

 

そう思ったらまた泣いちゃって笑

 

もう、本当にこれだけ「大好き」って思えるモノ?バンド?人?場所?が自分にあったことに気付かされました。

 

バンドはナマモノ。

いつでも見られるものじゃない。

アン様脱退の時に痛感していたけど、今回もまた痛感しました。

 

一本一本のLIVEを楽しみたい。

メンバーが楽しんでるように。

 

あー、こんなに好きな音楽に出会えて良かったなと。

 

あー、こんなに素敵な音楽を体に鞭打ってでも届けてくれていたんだな…

 

とか思ったらもう「ありがとう」の気持ちしかなくて。

 

摩天楼オペラはGLORIA辺りから「合唱」が増えてきて、この日はGLORIAも喝采と激情のグロリアもやって大合唱でしたね。

 

悠さんはこの合唱が好きだといつも言っていたのでわたくし今回初めて口パクではなく声を出しましたわ←オイ

 

悠さんが初めて作曲したCOCOONという曲もみんなで歌おうって、摩天楼オペラ側がサイリウムを用意して入場時に配布してくれたのを振りながらみんな大合唱。
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なんかもうただただ悠さんがどれだけの人に愛されてきたのかがわかる瞬間でした。

 

最後の最後まで「ありがとうございました!!!」って生声で叫んでくれて、笑顔でいてくれて、こちらの方がありがとうございましたです!

 

普段なら2時間で終わるライブが3時間越えだったのにもびっくりしたけど、悠さんの最後のステージが最高のものであったのなら幸いです。

 

悠さんのこれからがHAPPYで溢れる日々でありますようにと願わざるをえません!!ッ

 

本当に本当に大好きだ。

 

最後の方でサポートギターのJaYくんが結成記念日の5月4日から正式加入するとの発表がありこれまた心が乱れましたが、どうか楽しく音楽活動してくださいまし。

 

摩天楼オペラなら大丈夫だ。

 

来年の今頃

悠さんが約束通りチャイナドレスを着てライブを観にきてくれるのをたのしみに今日も生きようと思います。

 

連れて行ってくれた彼氏さんにも、ありがとうな1日でした╰( ^o^)╮-。・*・:≡🌾

むかしMattoの町があった

オススメされたので観てみた🍵

 
むかしMattoの町があった 予告編・日本語字幕 - YouTube

まず、フランコ・バザーリアもなかなかのmatto
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数ヶ月しか付き合っていないフランカにプロポーズするも、たった数ヶ月しか付き合ってないし親にも会ってないでしょって断られる。

 

そしたら突然窓をあけて

「結婚しないなら飛び降りる」と言い出す。

 

フランカは

「どうぞお好きに、飛び降りてみて」

なんて言っちゃったもんだから本当にフランコは川に飛び降りてしまった。

 

そこに情熱を感じたのか、イタリアの血が騒いだのか(?!)フランカも飛び降りて二人してずぶ濡れの中キスをする。 

 

こんな馴れ初めあるかい!!

って感じだけど、不思議とイタリア人ならありそうだと納得してしまう自分がいる。

 

そんなこんなで二人は結婚。

 

さて、

 イタリアの神経外科医
フランコ・バザーリア医師は人道に反するような臨床試験を嫌がり、論文を書くのに勤しんでいた。

そんなバザーリア医師を上司は精神病院の院長にしてデスクから追い出す。

この追い出しがイタリアの精神医療を変えるきっかけになった。


寄宿学校で天真爛漫そうに走り回る女の子、マルゲリータ

用務員の男性にイチャつかれてシスターにめちゃくちゃ怒られ、そのまま寄宿学校を脱走。

お母さんの元へ帰るも、お母さんはマルゲリータを精神病院へ連れて行き入院させてしまう。

精神病院に入ってすぐに何か薬を飲まされ、服を脱がされ、お父さんだと信じていたアメリカ軍人の写真を奪われる。

そして倒れて目を覚ますと大部屋のベッドの上。

綺麗に長かった髪の毛もザンバラに切られていた。

いろんな患者が新入りにちょっかいを出していたら、アンジェリーナという多分同年代の女の子が追い払ってくれる。

味方出現かと思いきや、彼女はマルゲリータに性的な嫌がらせをしようとする。

怒ったマルゲリータは彼女に噛みつき、大喧嘩。

貫禄のある看護師がマルゲリータに「ここで悪さをしたらどうなるか教えてやる」とバスルームへ連れて行き、マルゲリータの顔に布(タオル?手ぬぐい?)をかけ、その上から水だかお湯だかをかけ流す。

これやったことあるからわかるんだけど、だいぶ苦しい。

タオルが水を含んで顔に引っ付くから鼻も口も濡れタオルに塞がれ、水で息が出来なくなるのよね。

これプラス、ロープで作った網でベッドを囲ってる場所に放り込まれる。

保護室とは別で、大部屋の真ん中に2台同じような仕様のベッドを置いていてお仕置き的な。

それでも暴れたりする場合、この病院は電気ショック療法を用いる。

そんな人権もクソもない病院にバザーリア医師が院長としてやってきた。

バザーリアが院長になってガラリと変わっていく。


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一番最初にマルゲリータとバザーリアがロープで作った網越しに会った時は、マルゲリータがバザーリアの顔に唾を吐きかけるのね。

だけどバザーリアが拘束はやめだと解放し、服も新しいものを着用させるように看護師に指示を出してから段々この子自身が変わっていく。

 

15年間保護室にて手足拘束されていたボリス。

排泄も自由に出来ずベッドにそのままさせられていた。

看護師たちが彼を起きあがらせてお尻にホースで水をかけ流し、その濡れたままのズボンを履かせてまたベッドへ拘束する。

食事も手足拘束されたまま、看護師に介助されて食べる。

彼を病院1の狂人だと罵る者もいれば、危険人物だという者もいる。

そんなことお構い無しな院長は彼の拘束を解き、自ら食べさせることを試みた。

彼は久しぶりに手足が自由になり、ベッドに座り、自分の手で食事が出来たのをきっと嬉しく思っただろう。

次のステップは彼を院内の散歩に誘うことだ。

だけど、周りのスタッフは
「彼は拘束しないといけない危険人物だ(もっとひどい言葉で)」と院長に言う。

院長は、大丈夫大丈夫みたいな感じで彼に靴を渡す。

院長と院内を散歩した彼は15年振りに外の景色を眺めた。

が、すぐに自らの意思で保護室へ帰りベッドに寝転び、拘束してくれと言う。

拘束は不要だと院長は言うが、彼は自らの手で手足を拘束した。

彼は自由が怖いのかしら…?
なんて素人なりにも考えてしまった。

そんなこともあり(その他諸々の件もあるでしょうが)、医師たちが院長と会議をする事に。

院長の方針に賛成派の人が多いが、昔からこの病院に勤めている医師と看護師たちは不服そうだ。

院長はまず、彼らに何が出来るか
彼らの拘束を解くだけでなく、人間らしさを引き出したいということで、長年ここで働き「理想と現実」を院長にしらしめようとする医師に質問した。

「あなたのベッドの横には何がある?」

その医師はこう答えた
「テーブルの上に写真とラジオと目覚まし時計かな」

院長は「テーブルを増やそう」と言い出す。

入院患者のベッドの横に引き出し付きのテーブルを置く。

彼らから奪ってきた写真やレターセット、その他諸々を彼らに返す。

たったそれだけの事なのに患者たちは大喜び。

早速写真を眺め飾る者もいれば、彼女に手紙を書く者もいる。

本をパラパラと捲る者もいれば、軍時代の帽子を被る者もいる。

大切にしていたであろう人形を取り出して喜んだのも束の間、壊してしまう者もいる。

自分も同じ境遇にいて辛いだろうに、自分の持っているお母さん手作りの人形をあげる優しい者もいる。

その人形を貰った患者は人形にこう名付ける。

マルゲリータ

そう、マルゲリータがあげたのだ。

暴れてしょうがないからって網で囲われたベッドにいた彼女。

彼女を含めた患者たちに最低限の自由を与える。

人間らしさというのはこういう私たちにとって当たり前の風景だけど、彼らにとっては当たり前じゃない。

特別なことにすら感じただろう。

こういう小さなことの積み重ねが大事なんだなと。

欲を持っても奪われる場所で、欲を持たせ人間らしさを取り戻す。

院長だけじゃなく、院長の奥様が陰の立役者になっているのがとてもわかるシーンでした。

ドカーンと波のある本編ではないけど、こういった所でちゃんと色んな人達の感情の波を表しているので退屈はしない。

何もかもが上手くいくわけじゃない。

このテーブルを置くという事や、思い出の品を患者に返す事で彼らを苦しめていると思っている古株の看護師もいる。

この看護師は看護師で、ほんとにそう思っているのだろう。

彼女なりの優しさとでもいいましょうか。

言い分はわかるのよね。

「過去には戻れないのに」って。

そして悲しくなるのにって。

ま、そんな中
色々な変化があれば色々な事件も起きていく。

過去の自分の持ち物をテーブルと引き出しに閉まったら、次は患者みんなで会議をする。

議題が決まったら書記も用意して議論する。

決議が出たら皆それに従う。

みんなの自由をみんなで決める。

今でこそそういう会を開く病院はあるけれど、入院患者全員で自由のためにやるってのは日本ではまだまだ少ないというかほぼ無さそう。

1960年代にそんな画期的なことをしようとすれば勿論、敵だらけ。

でも自分を曲げずにやるという信念はすごいなー。

いつの間にか男女で別れていた棟の壁も壊し、いつでも自由に施設内を行き来できるようになった。

ボリスも自らしていた拘束を解き、みんなの輪の中…まではいかないけど、みんなと壁を壊す作業をした。

そしてその後片付けの最中、ボリスの中に眠っていた過去がボリスを苦しめる。

彼は戦争で死と隣り合わせの経験を少年時代にしている。

死ぬのも怖いだろうけど、周りの人がみんな殺されていたり自ら死を選んだ遺体があったり…

それらを見て錯乱したのだろう。

逃げて逃げて、走って走って…
捕まりそうだって時に彼は高いところから川に身を投げる。

そして殺されずに済んだのだろう。

でも多分誰かに見つけてもらった時には錯乱が続いていたんじゃないかしら?

その少年時すぐに入院したとカルテに書いてあるらしい。

そんな過去を思い出して彼は倒れてしまう。

とりあえず命に別状も無ければ、みんなに危害を加えることもないけれど彼はここからトラウマと対峙することになる。


ボリスも大変だなぁとか思うけど場面はとても楽しげなパーティーなのでその話を(笑)

壁がなくなり、患者もスタッフもみんな一緒になってパーティーをしていたらしい。

そこに全然面会にも来ないマルゲリータの母が来た。

そして「看護師相手に売春なんかして!」と突然の誤解カウンターパンチ。

マルゲリータと最初は犬猿の仲にあったアンジェリーナという女の子が、マル母に殴り掛かる。

んで余計怒ってしまう。

「患者を売春婦にさせる病院があってたまるか!」的な感じで訴えると怒りながら帰った。

その後、訴えはしなかったけど…。

でもこの母親の歪んだ当たり方がマルゲリータを追い詰めてきたのかな。

マルゲリータは売春婦とか呼ばれてきっと傷ついた。

そして開き直るかのように、自分に近づいてきた男性患者と関係を持ってしまい妊娠してしまう。

これが公に出てしまい、院長は責任を問われる。

マルゲリータマルゲリータのお母さんの申し出で退院することになり、事は収まったといえば収まった…

でもこのマルゲリータ妊娠問題は、若い子が行きずりの誰かと過ちを犯したら誰でもある問題。

それが今回マルゲリータに訪れただけ。

なのに世論は違う。

精神障害で入院している者が精神病院の施設内で妊娠した。
それもその精神病院は新しいことをやりまくって今話題の精神病院だ。

たったそれだけの事なのにマルゲリータの妊娠問題は大きな問題にされてしまった。

その後、入院患者全員が外出許可をもらい外出することが出来たりと前向きな風向きになったのにここでも問題が。

アルコール依存症で食事もとれず、漏斗で胃に流し込まれていた患者も目まぐるしい回復を見せたのだが、外出許可をもらい2度目に家に帰った時に事件は起きた。

妻と10年振りに過ごす二人きりの時間。

妻は随分時間が経ったものねと1度目の外出の時に仲良くしてくれたけど、2度目はケンカになってしまった。

アルコール依存症で入院している夫がいない10年もの間、妻は必死にひとりで男の子二人の面倒を見てきた。

夫に久しぶりに会い、昔の写真を見て今の自分を鏡で見た時に「時間が経ちすぎた」と思っただろう。

そしてきっと、ほんとに不意に「このくそやろー!!!!」って気持ちになったのでしょうね。

10年よ!
10年!!!
って気持ちに。

それでつい、「あんたなんか夫でも父親でもない!顔も見たくない!出ていって!」みたいにカッとなって言っちゃったのね。

そしたら夫もカッとなって手が出てしまい、奥さんは階段から転げ落ち亡くなった。

そして夫は逮捕された。

きっと新聞の見出しはこうだろう

【精神病院に入院中の夫、妻 殺害】

またもや院長が矢面に立たされる。

でも彼は矢面に立つことなんてきっと何も苦じゃない。

この病院を解体したいという目標が叶わないかもしれない事の方が苦だろう。

彼が降した決断は
彼を支持してくれていた医師と、患者たちに病院を委ねること。

つまり、院長という席を退くこと。

院長である最後の夜
院長はひとり夜に佇んでいた。

そしたらボリスが初めて自ら院長に話しかけた。

ボ「悲しいの?」

院「少し」

ボ「心配ない心配ない」

と言いながら去るボリス。

院長が泣き出すのだけど、この涙は悲しみなのか?

それとも、ボリスがそう言ってくれたから嬉しかったのか?

両方か?

意味深に見せますねー。

っていうか泣き方うまいっすね。

んで院長が去る朝
ボリスは院長に会わなかったけど、高いところから院長の乗る車を目で追っていた

イタリアの神経外科医
フランコ・バザーリア医師は人道に反するような臨床試験を嫌がり、論文を書くのに勤しんでいた。

そんなバザーリア医師を上司は精神病院の院長にしてデスクから追い出す。

この追い出しがイタリアの精神医療を変えるきっかけになった。


寄宿学校で天真爛漫そうに走り回る女の子、マルゲリータ

用務員の男性にイチャつかれてシスターにめちゃくちゃ怒られ、そのまま寄宿学校を脱走。

お母さんの元へ帰るも、お母さんはマルゲリータを精神病院へ連れて行き入院させてしまう。

精神病院に入ってすぐに何か薬を飲まされ、服を脱がされ、お父さんだと信じていたアメリカ軍人の写真を奪われる。

そして倒れて目を覚ますと大部屋のベッドの上。

綺麗に長かった髪の毛もザンバラに切られていた。

いろんな患者が新入りにちょっかいを出していたら、アンジェリーナという多分同年代の女の子が追い払ってくれる。

味方出現かと思いきや、彼女はマルゲリータに性的な嫌がらせをしようとする。

怒ったマルゲリータは彼女に噛みつき、大喧嘩。

貫禄のある看護師がマルゲリータに「ここで悪さをしたらどうなるか教えてやる」とバスルームへ連れて行き、マルゲリータの顔に布(タオル?手ぬぐい?)をかけ、その上から水だかお湯だかをかけ流す。

これやったことあるからわかるんだけど、だいぶ苦しい。

タオルが水を含んで顔に引っ付くから鼻も口も濡れタオルに塞がれ、水で息が出来なくなるのよね。

これプラス、ロープで作った網でベッドを囲ってる場所に放り込まれる。

保護室とは別で、大部屋の真ん中に2台同じような仕様のベッドを置いていてお仕置き的な。

それでも暴れたりする場合、この病院は電気ショック療法を用いる。

そんな人権もクソもない病院にバザーリア医師が院長としてやってきた。

バザーリアが院長になってガラリと変わっていく。

一番最初にマルゲリータとバザーリアがロープで作った網越しに会った時は、マルゲリータがバザーリアの顔に唾を吐きかけるのね。

だけどバザーリアが拘束はやめだと解放し、服も新しいものを着用させるように看護師に指示を出してから段々この子自身が変わっていく。

 

15年間保護室にて手足拘束されていたボリス。

排泄も自由に出来ずベッドにそのままさせられていた。

看護師たちが彼を起きあがらせてお尻にホースで水をかけ流し、その濡れたままのズボンを履かせてまたベッドへ拘束する。

食事も手足拘束されたまま、看護師に介助されて食べる。

彼を病院1の狂人だと罵る者もいれば、危険人物だという者もいる。

そんなことお構い無しな院長は彼の拘束を解き、自ら食べさせることを試みた。

彼は久しぶりに手足が自由になり、ベッドに座り、自分の手で食事が出来たのをきっと嬉しく思っただろう。

次のステップは彼を院内の散歩に誘うことだ。

だけど、周りのスタッフは
「彼は拘束しないといけない危険人物だ(もっとひどい言葉で)」と院長に言う。

院長は、大丈夫大丈夫みたいな感じで彼に靴を渡す。

院長と院内を散歩した彼は15年振りに外の景色を眺めた。

が、すぐに自らの意思で保護室へ帰りベッドに寝転び、拘束してくれと言う。

拘束は不要だと院長は言うが、彼は自らの手で手足を拘束した。

彼は自由が怖いのかしら…?
なんて素人なりにも考えてしまった。

そんなこともあり(その他諸々の件もあるでしょうが)、医師たちが院長と会議をする事に。

院長の方針に賛成派の人が多いが、昔からこの病院に勤めている医師と看護師たちは不服そうだ。

院長はまず、彼らに何が出来るか
彼らの拘束を解くだけでなく、人間らしさを引き出したいということで、長年ここで働き「理想と現実」を院長にしらしめようとする医師に質問した。

「あなたのベッドの横には何がある?」

その医師はこう答えた
「テーブルの上に写真とラジオと目覚まし時計かな」

院長は「テーブルを増やそう」と言い出す。

入院患者のベッドの横に引き出し付きのテーブルを置く。

彼らから奪ってきた写真やレターセット、その他諸々を彼らに返す。

たったそれだけの事なのに患者たちは大喜び。

早速写真を眺め飾る者もいれば、彼女に手紙を書く者もいる。

本をパラパラと捲る者もいれば、軍時代の帽子を被る者もいる。

大切にしていたであろう人形を取り出して喜んだのも束の間、壊してしまう者もいる。

自分も同じ境遇にいて辛いだろうに、自分の持っているお母さん手作りの人形をあげる優しい者もいる。

その人形を貰った患者は人形にこう名付ける。

マルゲリータ

そう、マルゲリータがあげたのだ。

暴れてしょうがないからって網で囲われたベッドにいた彼女。

彼女を含めた患者たちに最低限の自由を与える。

人間らしさというのはこういう私たちにとって当たり前の風景だけど、彼らにとっては当たり前じゃない。

特別なことにすら感じただろう。

こういう小さなことの積み重ねが大事なんだなと。

欲を持っても奪われる場所で、欲を持たせ人間らしさを取り戻す。

院長だけじゃなく、院長の奥様が陰の立役者になっているのがとてもわかるシーンでした。

ドカーンと波のある本編ではないけど、こういった所でちゃんと色んな人達の感情の波を表しているので退屈はしない。

何もかもが上手くいくわけじゃない。

このテーブルを置くという事や、思い出の品を患者に返す事で彼らを苦しめていると思っている古株の看護師もいる。

この看護師は看護師で、ほんとにそう思っているのだろう。

彼女なりの優しさとでもいいましょうか。

言い分はわかるのよね。

「過去には戻れないのに」って。

そして悲しくなるのにって。

ま、そんな中
色々な変化があれば色々な事件も起きていく。

過去の自分の持ち物をテーブルと引き出しに閉まったら、次は患者みんなで会議をする。

議題が決まったら書記も用意して議論する。

決議が出たら皆それに従う。

みんなの自由をみんなで決める。

今でこそそういう会を開く病院はあるけれど、入院患者全員で自由のためにやるってのは日本ではまだまだ少ないというかほぼ無さそう。

1960年代にそんな画期的なことをしようとすれば勿論、敵だらけ。

でも自分を曲げずにやるという信念はすごいなー。

いつの間にか男女で別れていた棟の壁も壊し、いつでも自由に施設内を行き来できるようになった。

ボリスも自らしていた拘束を解き、みんなの輪の中…まではいかないけど、みんなと壁を壊す作業をした。

そしてその後片付けの最中、ボリスの中に眠っていた過去がボリスを苦しめる。

彼は戦争で死と隣り合わせの経験を少年時代にしている。

死ぬのも怖いだろうけど、周りの人がみんな殺されていたり自ら死を選んだ遺体があったり…

それらを見て錯乱したのだろう。

逃げて逃げて、走って走って…
捕まりそうだって時に彼は高いところから川に身を投げる。

そして殺されずに済んだのだろう。

でも多分誰かに見つけてもらった時には錯乱が続いていたんじゃないかしら?

その少年時すぐに入院したとカルテに書いてあるらしい。

そんな過去を思い出して彼は倒れてしまう。

とりあえず命に別状も無ければ、みんなに危害を加えることもないけれど彼はここからトラウマと対峙することになる。


ボリスも大変だなぁとか思うけど場面はとても楽しげなパーティーなのでその話を(笑)

壁がなくなり、患者もスタッフもみんな一緒になってパーティーをしていたらしい。

そこに全然面会にも来ないマルゲリータの母が来た。

そして「看護師相手に売春なんかして!」と突然の誤解カウンターパンチ。

マルゲリータと最初は犬猿の仲にあったアンジェリーナという女の子が、マル母に殴り掛かる。

んで余計怒ってしまう。

「患者を売春婦にさせる病院があってたまるか!」的な感じで訴えると怒りながら帰った。

その後、訴えはしなかったけど…。

でもこの母親の歪んだ当たり方がマルゲリータを追い詰めてきたのかな。

マルゲリータは売春婦とか呼ばれてきっと傷ついた。

そして開き直るかのように、自分に近づいてきた男性患者と関係を持ってしまい妊娠してしまう。

これが公に出てしまい、院長は責任を問われる。

マルゲリータマルゲリータのお母さんの申し出で退院することになり、事は収まったといえば収まった…

でもこのマルゲリータ妊娠問題は、若い子が行きずりの誰かと過ちを犯したら誰でもある問題。

それが今回マルゲリータに訪れただけ。

なのに世論は違う。

精神障害で入院している者が精神病院の施設内で妊娠した。
それもその精神病院は新しいことをやりまくって今話題の精神病院だ。

たったそれだけの事なのにマルゲリータの妊娠問題は大きな問題にされてしまった。

その後、入院患者全員が外出許可をもらい外出することが出来たりと前向きな風向きになったのにここでも問題が。

アルコール依存症で食事もとれず、漏斗で胃に流し込まれていた患者も目まぐるしい回復を見せたのだが、外出許可をもらい2度目に家に帰った時に事件は起きた。

妻と10年振りに過ごす二人きりの時間。

妻は随分時間が経ったものねと1度目の外出の時に仲良くしてくれたけど、2度目はケンカになってしまった。

アルコール依存症で入院している夫がいない10年もの間、妻は必死にひとりで男の子二人の面倒を見てきた。

夫に久しぶりに会い、昔の写真を見て今の自分を鏡で見た時に「時間が経ちすぎた」と思っただろう。

そしてきっと、ほんとに不意に「このくそやろー!!!!」って気持ちになったのでしょうね。

10年よ!
10年!!!
って気持ちに。

それでつい、「あんたなんか夫でも父親でもない!顔も見たくない!出ていって!」みたいにカッとなって言っちゃったのね。

そしたら夫もカッとなって手が出てしまい、奥さんは階段から転げ落ち亡くなった。

そして夫は逮捕された。

きっと新聞の見出しはこうだろう

【精神病院に入院中の夫、妻 殺害】

またもや院長が矢面に立たされる。

でも彼は矢面に立つことなんてきっと何も苦じゃない。

この病院を解体したいという目標が叶わないかもしれない事の方が苦だろう。

彼が降した決断は
彼を支持してくれていた医師と、患者たちに病院を委ねること。

つまり、院長という席を退くこと。

院長である最後の夜
院長はひとり夜に佇んでいた。

そしたらボリスが初めて自ら院長に話しかけた。

ボ「悲しいの?」

院「少し」

ボ「心配ない心配ない」

と言いながら去るボリス。

院長が泣き出すのだけど、この涙は悲しみなのか?

それとも、ボリスがそう言ってくれたから嬉しかったのか?

両方か?

意味深に見せますねー。

っていうか泣き方うまいっすね。

んで院長が去る朝
ボリスは院長に会わなかったけど、高いところから院長の乗る車を目で追っていた。

ボリスも寂しかったのかな。

そんなボリスさん
夜になってユーゴスラビアの国境を超えて脱走してしまう。

施設の真横にある壁越しがユーゴスラビアとの国境だから気をつけてと一番最初くらいに言っていた伏線をここで回収するとは。

ちゃんと覚えてるんすね。伏線。

好きよ。
そういう監督。

ボリスは少年時代と同じように走り続け、逃げるように川へ飛び込んだ。

さて、ボリスの運命は?!

ってとこで第一部終了。

 

んでそのまま第二部レッツゴー。

小さな港町の階段を上がるマルゲリータと母。

新居に向かうのかと楽しげに
「ママおうちはどこ」
というマルゲリータに待っていたのは…

娘と孫の面倒を見るといって退院させたのに。

場面は変わり
トリエステ県政府の人がバザーリア元院長の元へ。

ボリスはアヴェルサ犯罪精神病院に収監され、壁に頭を打ち付け血まみれ…

第二部の始まり方、ダークだわ。

トリエステ県政府の人は元院長に支援するから頼みたい病院があるという話をしている。

その時に、ボリスが収監されていることを奥さんが伝えに来てボリスに会いに行く。

その後、トリエステの病院でマルゲリータと再会する。

マル母は子供を堕ろさせた後にまた病院に押し付けたのだろう。


(ってもう最初っから詰め込みまくりの演出。テンポいいね!)


トリエステの病院で院長はまた以前と同じように患者を巻き込んで改革しようと頑張る。

そして早速外出できる人は外出させたりと、スピーディーに改革を進めた。

ただの狂人の収容所ではなく、入院患者をお金を稼ぐ労働者にしたのもすごいですな。

日本で言えば精神病院にいながらもA型B型支援施設で働き稼ぐと言った感じだろうか?

日本では現実的ではないですが。

院長は犯罪精神病院に収監されたボリスをトリエステに呼び、アートの才能を開花させる。(第一部でもアートの才は見えたけど)

たくさんのボランティアや精神科医が病院に集まり、トリエステの病院は賑やかで暖かい場所になりつつあった。

その中には前の病院で最終的に家族のために院長に背いてしまった看護師もいた。

やはり院長の元で働きたいと。

マルゲリータと看護師も再会し、看護師はマルゲリータに「二度と離さない」とハグをする。

こんな看護師がいてたまるかというほど天使。

マルゲリータは母から貰えない愛をこの看護師に補充してもらっている。

そんな人がすぐ側にいるってだけで、場所は場所だけど幸せなんじゃないかなーとか思ったわ。

欲しい愛情を貰えないとそれだけでやさぐれてしまうじゃない。

でもマルゲリータはいい子だからそこまで不良になれない。

だから色々な鬱憤を抱えてしまうんじゃないかしら。

看護師との再会でそんなマルゲリータの心が愛で溢れてくれたら…
なんて思わずにいられない。

あるおばあちゃん患者は娘に会いに外出する。

娘は突然の訪問にびっくり。

娘の態度が冷たくて同行した看護師がブチギレるっていう方がびっくりしたけど。

ブチギレついでにマルゲリータの家に訪問したらまたもや看護師ブチギレ。

マル母、マルゲリータを暗い部屋に閉じ込めておりました。

「鍵を開けないならこのドアぶち破るわよ!」的なこと言ってる看護師さん強いっす。

やはり強くないとなれない仕事よね。

それにしても強いわ。

んでもってマル母もマル母でもうちょっと言い方があるでしょうに。

外出許可なんか出すから!って言い分も患者家族としてはなんとなくわかる。

でもこうして客観的に見ると心苦しく思うというのは不思議ですね。


そんなマル母
後にアルコール依存ぽくなり、路上に倒れているところ保護されマルゲリータと同じ病院(センター)に来ます。

マルゲリータは母に救いの手を差し伸べるが、マル母はマル母のトラウマがフラッシュバックしてマルゲリータを殺そうと…

でもあれは仕方ないな。

マル母にも色々あるのだ。

マルゲリータがそれを知ることはないだろうけど。

葛藤しながら育ててきて無理だと思ったから寄宿学校へやったんだ。

そんな寄宿学校から脱走したマルゲリータをどうしたらいいかわからず病院へ投げたんでしょうね。

一方、ボリスは彼女が出来る。

アートでお金を稼ぐことも出来た。

が、精神障害者ってだけで家を借りることが出来ない。

んで彼女ともうまくいかなくなる。

悲しい結果だけど、彼には友が出来ていた。

自分を神だと思っているランポ。

ちゃらんぽらんに見えるし、何を言ってんだかって思うし、もし近くにいたら仲良くなれる自信はない。

でもこの人、なかなかいい人だった。

DVDを貸してくれた人が言っていたのだけど、「最後のシーンがいい」っていうのは納得した。

なるほど。

こう来ますか。って。

 

院長は最後の最後で亡くなってしまうけれど、彼の撒いてきた種は今イタリアを初めヨーロッパ圏で実っている。

 

精神病院の廃絶にはちゃんとした段取りが必要で、無作為にすべきではないという院長の言葉を守らずに閉院した病院の元患者はホームレスになってしまったり、私立病院に入れられてしまったりと無意味な結果になったそうだが、ちゃんと段取りをして閉院したところの元患者たちは市民として受け入れられているそうだ。

 

なかなかこういうのは難しく、実践できるものではない。

 

保守的な日本では50年後も変わらない気がするくらい。

 

院長(フランコ・バザーリア)が診てきた患者ひとりひとりが主役で、ひとりひとりにドラマがあった。

 

娘に拒絶されたおばあちゃんが亡くなった時は、娘と息子がおばあちゃんの遺産目当てに病院へ駆けつけた。

面会も手紙も寄越さないのに遺産は寄越せとは何事だくらいに院長がキレてましたが、実際多いだろうな。

 

ランポとつるんでいた太っちょおじさんは弟に会うためにカナダへ行くと貯金をしていた。

ソファーの下にお金を隠していたけど誰かに盗まれてしまい会いに行けないと嘆く。

でも最後、彼は弟に会うために船に乗る。

 

院長の愛弟子たちはとても頑固。
病院閉鎖→精神医療センター設立
院長と色々ぶつかりながらも、その意志を継いでいるのでしょう。

 

バザーリアの子供たち(特に息子)は、なかなか会えないお父さんに反抗的。
「僕の頭がおかしくないから向き合えないんだろ」的なことを言っていた気が。

お父さんもお父さんで図星のよう。

患者とは話が出来るのに家族とはできない的な。

 

バザーリアの奥さんフランカは夫の最期をしっかりと看取った。

いろんなことがあったろうに。

愛ですね。

 

マルゲリータを二度と離さないとハグした熱血看護師は夫と別居したことで、子供を奪われてしまう。
毎週末会いに行くと約束して見送るけれど、本当に悲しかっただろう。
この看護師もまた「家族より狂人の方が大事なんだろ」とか言われてしまう。

仕事に生きるというのは犠牲がつきものですね。

マルゲリータはアメリカ人と付き合って、またもや妊娠するがアメリカ人は突然マルゲリータの前から姿を消す。

絶望だったろうけど、マルゲリータには熱血看護師がいる。

看護師の子供が家を出てしまったから部屋は空いている。

看護師はマルゲリータに「ここで暮らせばいい」と言い、マルゲリータの母のような存在になったようです。

最後にブロンドボーイが元気に走る後から「フランコ〜」って追いかけるお母さんがマルゲリータってのもいいですな。 

 

まさかの院長の名前をつけるという。

海外って結構そういう名付けの仕方をするよね。

ファーストネームはまぁなんか考えて、ミドルに尊敬する人とか身近な人とかの名前を入れたり、もうファーストネームからそうしてみたり、なんとか何世とかあったり、なんとかジュニアとか。

たまに名前が長すぎて絶対覚えられないだろって時ありますけど、、、

長すぎる名前といえば寿限無寿限無〜って古いですね、はい。

そんなこんなで
「むかしMattoの町があった」
楽しく鑑賞終了。

長いなぁ〜とか特に感じなかった。

第一部はゆったりとした感じですが、後編二部はテンポよく色んな事件が起きたり感動があったり観やすい。

人に勧められないと観ない映画たくさんあるけど(今回のはドラマ)観ず嫌いは損かなぁ〜と思ったなぁん。

まあ内容が興味の範疇だから観れたのかもしれませんがね。

なんか思い出しながら書き留めてるから酷いレビューだろうな。

あえて読み返さずに投稿。

あ、最後に
とても驚いたシーン

ボリスの歌が上手い!

以上

ボリスも寂しかったのかな。

そんなボリスさん
夜になってユーゴスラビアの国境を超えて脱走してしまう。

施設の真横にある壁越しがユーゴスラビアとの国境だから気をつけてと一番最初くらいに言っていた伏線をここで回収するとは。

ちゃんと覚えてるんすね。伏線。

好きよ。
そういう監督。

ボリスは少年時代と同じように走り続け、逃げるように川へ飛び込んだ。

さて、ボリスの運命は?!

ってとこで第一部終了。

 

んでそのまま第二部レッツゴー。

小さな港町の階段を上がるマルゲリータと母。

新居に向かうのかと楽しげに
「ママおうちはどこ」
というマルゲリータに待っていたのは…

娘と孫の面倒を見るといって退院させたのに。

場面は変わり
トリエステ県政府の人がバザーリア元院長の元へ。

ボリスはアヴェルサ犯罪精神病院に収監され、壁に頭を打ち付け血まみれ…

第二部の始まり方、ダークだわ。

トリエステ県政府の人は元院長に支援するから頼みたい病院があるという話をしている。

その時に、ボリスが収監されていることを奥さんが伝えに来てボリスに会いに行く。

その後、トリエステの病院でマルゲリータと再会する。

マル母は子供を堕ろさせた後にまた病院に押し付けたのだろう。


(ってもう最初っから詰め込みまくりの演出。テンポいいね!)


トリエステの病院で院長はまた以前と同じように患者を巻き込んで改革しようと頑張る。

そして早速外出できる人は外出させたりと、スピーディーに改革を進めた。

ただの狂人の収容所ではなく、入院患者をお金を稼ぐ労働者にしたのもすごいですな。

日本で言えば精神病院にいながらもA型B型支援施設で働き稼ぐと言った感じだろうか?

日本では現実的ではないですが。

院長は犯罪精神病院に収監されたボリスをトリエステに呼び、アートの才能を開花させる。(第一部でもアートの才は見えたけど)

たくさんのボランティアや精神科医が病院に集まり、トリエステの病院は賑やかで暖かい場所になりつつあった。

その中には前の病院で最終的に家族のために院長に背いてしまった看護師もいた。

やはり院長の元で働きたいと。

マルゲリータと看護師も再会し、看護師はマルゲリータに「二度と離さない」とハグをする。

こんな看護師がいてたまるかというほど天使。

マルゲリータは母から貰えない愛をこの看護師に補充してもらっている。

そんな人がすぐ側にいるってだけで、場所は場所だけど幸せなんじゃないかなーとか思ったわ。

欲しい愛情を貰えないとそれだけでやさぐれてしまうじゃない。

でもマルゲリータはいい子だからそこまで不良になれない。

だから色々な鬱憤を抱えてしまうんじゃないかしら。

看護師との再会でそんなマルゲリータの心が愛で溢れてくれたら…
なんて思わずにいられない。

あるおばあちゃん患者は娘に会いに外出する。

娘は突然の訪問にびっくり。

娘の態度が冷たくて同行した看護師がブチギレるっていう方がびっくりしたけど。

ブチギレついでにマルゲリータの家に訪問したらまたもや看護師ブチギレ。

マル母、マルゲリータを暗い部屋に閉じ込めておりました。

「鍵を開けないならこのドアぶち破るわよ!」的なこと言ってる看護師さん強いっす。

やはり強くないとなれない仕事よね。

それにしても強いわ。

んでもってマル母もマル母でもうちょっと言い方があるでしょうに。

外出許可なんか出すから!って言い分も患者家族としてはなんとなくわかる。

でもこうして客観的に見ると心苦しく思うというのは不思議ですね。


そんなマル母
後にアルコール依存ぽくなり、路上に倒れているところ保護されマルゲリータと同じ病院(センター)に来ます。

マルゲリータは母に救いの手を差し伸べるが、マル母はマル母のトラウマがフラッシュバックしてマルゲリータを殺そうと…

でもあれは仕方ないな。

マル母にも色々あるのだ。

マルゲリータがそれを知ることはないだろうけど。

葛藤しながら育ててきて無理だと思ったから寄宿学校へやったんだ。

そんな寄宿学校から脱走したマルゲリータをどうしたらいいかわからず病院へ投げたんでしょうね。

一方、ボリスは彼女が出来る。

アートでお金を稼ぐことも出来た。

が、精神障害者ってだけで家を借りることが出来ない。

んで彼女ともうまくいかなくなる。

悲しい結果だけど、彼には友が出来ていた。

自分を神だと思っているランポ。

ちゃらんぽらんに見えるし、何を言ってんだかって思うし、もし近くにいたら仲良くなれる自信はない。

でもこの人、なかなかいい人だった。

DVDを貸してくれた人が言っていたのだけど、「最後のシーンがいい」っていうのは納得した。

なるほど。

こう来ますか。って。

院長は最後の最後で亡くなってしまうけれど、彼の撒いてきた種は今イタリアを初めヨーロッパ圏で実っている。

精神病院の廃絶にはちゃんとした段取りが必要で、無作為にすべきではないという院長の言葉を守らずに閉院した病院の元患者はホームレスになってしまったり、私立病院に入れられてしまったりと無意味な結果になったそうだが、ちゃんと段取りをして閉院したところの元患者たちは市民として受け入れられているそうだ。

なかなかこういうのは難しく、実践できるものではない。

保守的な日本では50年後も変わらない気がするくらい。

院長(フランコ・バザーリア)が診てきた患者ひとりひとりが主役で、ひとりひとりにドラマがあった。

娘に拒絶されたおばあちゃんが亡くなった時は、娘と息子がおばあちゃんの遺産目当てに病院へ駆けつけた。

面会も手紙も寄越さないのに遺産は寄越せとは何事だくらいに院長がキレてましたが、実際多いだろうな。

ランポとつるんでいた太っちょおじさんは弟に会うためにカナダへ行くと貯金をしていた。

ソファーの下にお金を隠していたけど誰かに盗まれてしまい会いに行けないと嘆く。

でも最後、彼は弟に会うために船に乗る。

院長の愛弟子たちはとても頑固。
病院閉鎖→精神医療センター設立
院長と色々ぶつかりながらも、その意志を継いでいるのでしょう。

院長婦人と子供たち(特に息子)は、なかなか会えないお父さんに反抗的。
「僕の頭がおかしくないから向き合えないんだろ」的なことを言っていた気が。

お父さんもお父さんで図星のよう。

患者とは話が出来るのに家族とはできない的な。

マルゲリータを二度と離さないとハグした熱血看護師は夫と別居したことで、子供を奪われてしまう。
毎週末会いに行くと約束して見送るけれど、本当に悲しかっただろう。
この看護師もまた「家族より狂人の方が大事なんだろ」とか言われてしまう。

仕事に生きるというのは犠牲がつきものですね。

マルゲリータはアメリカ人と付き合って、またもや妊娠するがアメリカ人は突然マルゲリータの前から姿を消す。

絶望だったろうけど、マルゲリータには熱血看護師がいる。

看護師の子供が家を出てしまったから部屋は空いている。

看護師はマルゲリータに「ここで暮らせばいい」と言い、マルゲリータの母のような存在になったようです。

最後にブロンドボーイが元気に走る後から「フランコ〜」って追いかけるお母さんがマルゲリータってのもいいですな。

まさかの院長の名前をつけるという。

海外って結構そういう名付けの仕方をするよね。

ファーストネームはまぁなんか考えて、ミドルに尊敬する人とか身近な人とかの名前を入れたり、もうファーストネームからそうしてみたり、なんとか何世とかあったり、なんとかジュニアとか。

たまに名前が長すぎて絶対覚えられないだろって時ありますけど、、、

長すぎる名前といえば寿限無寿限無〜って古いですね、はい。

そんなこんなで
「むかしMattoの町があった」
楽しく鑑賞終了。

長いなぁ〜とか特に感じなかった。

第一部はゆったりとした感じですが、後編二部はテンポよく色んな事件が起きたり感動があったり観やすい。

人に勧められないと観ない映画たくさんあるけど(今回のはドラマ)観ず嫌いは損かなぁ〜と思ったなぁん。

まあ内容が興味の範疇だから観れたのかもしれませんがね。

なんか思い出しながら書き留めてるから酷いレビューだろうな。

あえて読み返さずに投稿。

あ、最後に
とても驚いたシーン

ボリスの歌が上手い!

以上